東広島キャンパスの遺跡/鏡東谷遺跡北地区

提供: 広島大学デジタル博物館
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鏡東谷遺跡北地区

石組み遺構(SX08、江戸時代)
大型の石で竪穴を築いており、内法で、長さ1.35m、幅約1m、深さ80cmの規模があります。竪穴を築いている石は長さ30~60cm程度の大きさで、細長く平らな面を内側に向けて積まれています。石の隙間や床には漆喰が塗られていました。中からは何も出土していないため、機能は不明ですが、貯蔵穴やお墓の可能性があります。北地区の墳墓は当時の一般的な農民や町人のお墓に比べて丁寧な作りをしていることから地方在住の武士や農民層でも上位に位置する人々が葬られている可能性があります。