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= ヒコビアミニレター No. 306 (2005年6月3日) =
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= ヒコビアミニレター No. 362 (2009年12月16日) =
 
 
2005年5月15日の第431回植物観察会は広島市東区福田町の広島県緑化センターで行われた.第3駐車場に10時集合.参加者61名.観察目的としたクロバイが多いのは駐車場(海抜高320m)よりも下のほうであるが,観察路にも見られるとのことであり,南側の観察路に向かう.谷底部はツクバネガシ,ウラジロガシ,アラカシなどの常緑広葉樹林であるが,観察路は中腹部の落葉紅葉二次林の中を通るものであり,二次林の手入れは行き届いていた.クロバイを1本だけ見ることが出来た.最近,鹿による食害が目立つとのことであり,イヌツゲが集中的に食べられていた.ヒトツバタゴの花が咲く多目的広場で昼食.管理事務所前でハンカチノキの花を観察し,近くにイヌガシが1本のみ自生している.柴刈り山と書かれたアカマツ二次林の中を藤ケ丸山に向けて登る.ここは手入れすれば,一面にコバノミツバツツジの花咲くすばらしい柴刈り山の再現が期待される場所であり,里山復元ボランティア活動など企画してみたい所である.緑化センターは自然条件の良好な場所であるが,バスなど公共交通機関が入らないのが致命的である.
 
 
 
<div style="text-align:right">(G. Toyohara記)</div>
 
 
 
 
 
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*ヒコビアミニレター No. 362 (2009年12月16日) [#r78fec31]
 
  
 
2009年12月13日の第487回植物観察会は山口県下松市笠戸島で行われた.
 
2009年12月13日の第487回植物観察会は山口県下松市笠戸島で行われた.
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サカキカズラやホウロクイチゴ,シュロ,オオキジノオ,アズキナシ,クロガネモチ,タイミンタチバナ,ウバメガシ,カマツカなどが見られた.
 
サカキカズラやホウロクイチゴ,シュロ,オオキジノオ,アズキナシ,クロガネモチ,タイミンタチバナ,ウバメガシ,カマツカなどが見られた.
 
江の浦の奥の広場から旅行村駐車場まで,バスで輸送してもらい,順次解散した.
 
江の浦の奥の広場から旅行村駐車場まで,バスで輸送してもらい,順次解散した.
RIGHT:(H. Tsubota記)
 
  
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ヒコビアミニレター No. 362 (2009年12月16日)

2009年12月13日の第487回植物観察会は山口県下松市笠戸島で行われた. 天気は曇り.笠戸島家族旅行村駐車場に10時集合.参加者52名. 当初吉野さんの担当を予定していたが坪田に変更し,上村さんにご案内頂いた. 旅行村から尾根筋に向かい,尾根伝いに南下し,尾郷の奥から白浜山を越えて江の浦の奥の広場に向かうルートを歩く. 旅行村では様々な植物が植栽されており,ラベンダーやヘンルーダ,グアバ(バンジロウ)が見られた. ヘンルーダRuta graveolens L.はミカン科の常緑の多年草で,ハーブや薬用植物として利用されるが,近年毒性が指摘されている. Herb of Grace(恩寵の草)と呼ばれるが,除虫効果や猫が嫌う性質がある. ヒメユズリハやアベマキ,シロダモ,ヤブニッケイ,カラスザンショウなどが多い森林をぬけて,尾根筋に出る. 途中オオハナワラビやオオカグマ,ヘラシダ,キッコウハグマ,センブリ,フデリンドウなどが見られた.道は稜線に沿っているが,分岐が多く分かり難い. 比較的樹齢の若い木が多く,元々はアカマツ林だったと思われるが,モチノキやヤマモモ,コシアブラ,コバンモチ,クチナシなどの常緑樹が多く見られる. 途中オオフユイチゴやキミノシロダモ,クスドイゲが確認できた. 12時頃尾郷の奥の開けた場所で昼食. まだ皆余裕がありそうなので白浜山に向かう. 登り始めから勾配がきつい.頂上に13時すぎに到着. サカキカズラやホウロクイチゴ,シュロ,オオキジノオ,アズキナシ,クロガネモチ,タイミンタチバナ,ウバメガシ,カマツカなどが見られた. 江の浦の奥の広場から旅行村駐車場まで,バスで輸送してもらい,順次解散した.

(H. Tsubota記)


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