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2010年10月2日の第501回植物観察会は広島県廿日市市宮島町(宮島港-山辺の小径-紅葉谷公園-四宮神社-もみじ歩道-あせび歩道-国民宿舎みやじま杜の宿)で行われた.天気は晴れ.参加者61名.今回は会場の関係で予約制とし,ヒコビア植物観察会500回記念事業(野外観察会と祝賀会)を行った.10:00に宮島桟橋(宮島フェリーターミナル)に集合.日程説明の後,午前中は関先生の案内で植物観察を行う.宮島桟橋から山辺の小径,紅葉谷公園,四宮神社,もみじ歩道,あせび歩道を経て国民宿舎みやじま杜の宿に至る.山辺の小径の入口では,矮小化した[[ミヤマチドメ]]や[[オオバコ]],[[カタバミ]]について解説があった.道中,[[ヒジキゴケ]],[[ミヤマハイゴケ]],[[クズ]],[[ススキ]],[[ハスノハカズラ]],[[イヌビワ]],[[ナワシロイチゴ]],[[アカメガシワ]],[[ヨモギ]],[[ナギナタガヤ]],[[メリケンカルカヤ]],[[トラノオジソ]],[[ヌルデ]],[[ヒロハツヤゴケ]],[[ヒメタチクラマゴケ]],[[トキワトラノオ]],[[ムクノキ]],[[イヌガシ]],[[シロダモ]],[[アセビ]],[[ウリハダカエデ]],[[コバノチョウチンゴケ]],[[ジンガサゴケ]],[[ホソバオキナゴケ]],[[シキミ]],[[ヒメヤマツツジ]],[[テイカカズラ]],[[エノキ]],[[アカメガシワ]],[[ヨウシュヤマゴボウ]],[[シンテッポウユリ]]([[タカサゴユリ]]と[[テッポウユリ]]の雑種,移出),[[メドハギ]],[[シナダレスズメガヤ]],[[クロマツ]],[[イヌビワ]],[[イワヨモギ]](帰化),[[ノブドウ]],[[クスノキ]],[[カナメモチ]]などが見られた.樅谷川にさしかかり,淡水性の紅藻[[タンスイベニマダラ]]について説明があった.さらに道を進み,[[タチハコベ]],[[イワヒメワラビ]],[[ハマキゴケ]],[[ビゼンナリヒラ]](植栽),[[ヒガンバナ]](植栽),[[イラクサ]],[[ツルニガクサ]],[[ミズヒキ]],[[オオイタチシダ]],[[ウツギ]],[[タチシノブ]],[[コチヂミザサ]],[[イノモトソウ]],[[ナツヅタ]],[[ヒメアオスゲ]],[[ノガリヤス]],[[コバノタツナミ]],[[ツユクサ]],[[ナワシログミ]],[[ヌルデ]],[[ヒメイタビ]],[[ビロードシダ]],[[ヤブマオ]],[[メキシコマンネングサ]](帰化),[[マルバウツギ]],[[ハマエノコロ]],[[ハゼラン]],[[クスノキ]],[[スギ]],[[ヌルデ]](ヌルデノミミフシの虫えいあり),[[ミツデウラボシ]],[[コシダ]],[[ベニシダ]],[[クモラン]],[[カヤラン]],[[ハンゲショウ]],[[ヒナノシャクジョウ]],[[ホンゴウソウ]],[[フタバネゼニゴケ]],[[エダツヤゴケ]],[[コツボゴケ]],[[ミミズバイ]](果実を観察),[[ヒサカキ]],[[ヤブムラサキ]],[[ヒメイタチシダ]],[[オオバベニシダ]],[[ベニシダ]],[[ハイゴケ]],[[オオスギゴケ]],[[アラカシ]],[[モミ]],[[ツルウメモドキ]],[[タマミズキ]],[[クスドイゲ]],[[ツガ]],[[ハマクサギ]],[[トゲシバリ]],[[カンコノキ]],[[ハゼノキ]],[[アカマツ]],[[アイグロマツ]],[[レモンエゴマ]],[[カゴノキ]],[[サカキカズラ]],[[ヒメハシゴシダ]],[[アリドオシ]],[[アラハシラガゴケ]],[[オオシラガゴケ]]などが見られた.途中,魚之棚町で宮島で未記録だった[[イヌケホシダ]]を松村さんが発見.12:30頃杜の宿に到着.杜の宿で昼食をとり,午後は祝賀会を行った.出口ヒコビア会会長の挨拶と日本植物学会特別賞受賞の報告の後,過去の観察会の写真のスライドショー,観察会に関するクイズを行った.関先生や豊原先生,垰田さん,吉野さん,松村さん,藤本さん(最高齢)に思い出話や観察会についての話をしていただいた.その後,関先生と豊原先生,336回参加の松村さんに永年の功績をたたえて表彰式が行われた.最後に記念撮影と色紙への記帳を行い,会場を15時頃解散した.
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2010年10月2日の第501回植物観察会は広島県廿日市市宮島町(宮島港-山辺の小径-紅葉谷公園-四宮神社-もみじ歩道-あせび歩道-国民宿舎みやじま杜の宿)で行われた.天気は晴れ.参加者61名.今回は会場の関係で予約制とし,ヒコビア植物観察会500回記念事業(野外観察会と祝賀会)を行った.10:00に宮島桟橋(宮島フェリーターミナル)に集合.日程説明の後,午前中は関先生の案内で植物観察を行う.宮島桟橋から山辺の小径,紅葉谷公園,四宮神社,もみじ歩道,あせび歩道を経て国民宿舎みやじま杜の宿に至る.山辺の小径の入口では,矮小化した[[ミヤマチドメ]]や[[オオバコ]],[[カタバミ]]について解説があった.道中,[[ヒジキゴケ]],[[ミヤマハイゴケ]],[[クズ]],[[ススキ]],[[ハスノハカズラ]],[[イヌビワ]],[[ナワシロイチゴ]],[[アカメガシワ]],[[ヨモギ]],[[ナギナタガヤ]],[[メリケンカルカヤ]],[[トラノオジソ]],[[ヌルデ]],[[ヒロハツヤゴケ]],[[ヒメタチクラマゴケ]],[[トキワトラノオ]],[[ムクノキ]],[[イヌガシ]],[[シロダモ]],[[アセビ]],[[ウリハダカエデ]],[[コバノチョウチンゴケ]],[[ジンガサゴケ]],[[ホソバオキナゴケ]],[[シキミ]],[[ヒメヤマツツジ]],[[テイカカズラ]],[[エノキ]],[[アカメガシワ]],[[ヨウシュヤマゴボウ]],[[シンテッポウユリ]]([[タカサゴユリ]]と[[テッポウユリ]]の雑種,移出),[[メドハギ]],[[シナダレスズメガヤ]],[[クロマツ]],[[イヌビワ]],[[イワヨモギ]](帰化),[[ノブドウ]],[[クスノキ]],[[カナメモチ]]などが見られた.樅谷川にさしかかり,淡水性の紅藻[[タンスイベニマダラ]]について説明があった.さらに道を進み,[[タチハコベ]],[[イワヒメワラビ]],[[ハマキゴケ]],[[ビゼンナリヒラ]](植栽),[[ヒガンバナ]](植栽),[[イラクサ]],[[ツルニガクサ]],[[ミズヒキ]],[[オオイタチシダ]],[[ウツギ]],[[タチシノブ]],[[コチヂミザサ]],[[イノモトソウ]],[[ナツヅタ]],[[ヒメアオスゲ]],[[ノガリヤス]],[[コバノタツナミ]],[[ツユクサ]],[[ナワシログミ]],[[ヌルデ]],[[ヒメイタビ]],[[ビロードシダ]],[[ヤブマオ]],[[メキシコマンネングサ]](帰化),[[マルバウツギ]],[[ハマエノコロ]],[[ハゼラン]],[[クスノキ]],[[スギ]],[[ヌルデ]](ヌルデノミミフシの虫えいあり),[[ミツデウラボシ]],[[コシダ]],[[ベニシダ]],[[クモラン]],[[カヤラン]],[[ハンゲショウ]],[[ヒナノシャクジョウ]],[[ホンゴウソウ]],[[フタバネゼニゴケ]],[[エダツヤゴケ]],[[コツボゴケ]],[[ミミズバイ]](果実を観察),[[ヒサカキ]],[[ヤブムラサキ]],[[ヒメイタチシダ]],[[オオベニシダ]],[[ベニシダ]],[[ハイゴケ]],[[オオスギゴケ]],[[アラカシ]],[[モミ]],[[ツルウメモドキ]],[[タマミズキ]],[[クスドイゲ]],[[ツガ]],[[ハマクサギ]],[[トゲシバリ]],[[カンコノキ]],[[ハゼノキ]],[[アカマツ]],[[アイグロマツ]],[[レモンエゴマ]],[[カゴノキ]],[[サカキカズラ]],[[ヒメハシゴシダ]],[[アリドオシ]],[[アラハシラガゴケ]],[[オオシラガゴケ]]などが見られた.途中,魚之棚町で宮島で未記録だった[[イヌケホシダ]]を松村さんが発見.12:30頃杜の宿に到着.杜の宿で昼食をとり,午後は祝賀会を行った.出口ヒコビア会会長の挨拶と日本植物学会特別賞受賞の報告の後,過去の観察会の写真のスライドショー,観察会に関するクイズを行った.関先生や豊原先生,垰田さん,吉野さん,松村さん,藤本さん(最高齢)に思い出話や観察会についての話をしていただいた.その後,関先生と豊原先生,336回参加の松村さんに永年の功績をたたえて表彰式が行われた.最後に記念撮影と色紙への記帳を行い,会場を15時頃解散した.
  
 
<div style="text-align:right">(H. Tsubota, H. Kubo, T. Hirahara & S. Mukai記)</div>
 
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ヒコビアミニレター No. 378 (2010年10月8日)

2010年10月2日の第501回植物観察会は広島県廿日市市宮島町(宮島港-山辺の小径-紅葉谷公園-四宮神社-もみじ歩道-あせび歩道-国民宿舎みやじま杜の宿)で行われた.天気は晴れ.参加者61名.今回は会場の関係で予約制とし,ヒコビア植物観察会500回記念事業(野外観察会と祝賀会)を行った.10:00に宮島桟橋(宮島フェリーターミナル)に集合.日程説明の後,午前中は関先生の案内で植物観察を行う.宮島桟橋から山辺の小径,紅葉谷公園,四宮神社,もみじ歩道,あせび歩道を経て国民宿舎みやじま杜の宿に至る.山辺の小径の入口では,矮小化したミヤマチドメオオバコカタバミについて解説があった.道中,ヒジキゴケミヤマハイゴケクズススキハスノハカズライヌビワナワシロイチゴアカメガシワヨモギナギナタガヤメリケンカルカヤトラノオジソヌルデヒロハツヤゴケヒメタチクラマゴケトキワトラノオムクノキイヌガシシロダモアセビウリハダカエデコバノチョウチンゴケジンガサゴケホソバオキナゴケシキミヒメヤマツツジテイカカズラエノキアカメガシワヨウシュヤマゴボウシンテッポウユリタカサゴユリテッポウユリの雑種,移出),メドハギシナダレスズメガヤクロマツイヌビワイワヨモギ(帰化),ノブドウクスノキカナメモチなどが見られた.樅谷川にさしかかり,淡水性の紅藻タンスイベニマダラについて説明があった.さらに道を進み,タチハコベイワヒメワラビハマキゴケビゼンナリヒラ(植栽),ヒガンバナ(植栽),イラクサツルニガクサミズヒキオオイタチシダウツギタチシノブコチヂミザサイノモトソウナツヅタヒメアオスゲノガリヤスコバノタツナミツユクサナワシログミヌルデヒメイタビビロードシダヤブマオメキシコマンネングサ(帰化),マルバウツギハマエノコロハゼランクスノキスギヌルデ(ヌルデノミミフシの虫えいあり),ミツデウラボシコシダベニシダクモランカヤランハンゲショウヒナノシャクジョウホンゴウソウフタバネゼニゴケエダツヤゴケコツボゴケミミズバイ(果実を観察),ヒサカキヤブムラサキヒメイタチシダオオベニシダベニシダハイゴケオオスギゴケアラカシモミツルウメモドキタマミズキクスドイゲツガハマクサギトゲシバリカンコノキハゼノキアカマツアイグロマツレモンエゴマカゴノキサカキカズラヒメハシゴシダアリドオシアラハシラガゴケオオシラガゴケなどが見られた.途中,魚之棚町で宮島で未記録だったイヌケホシダを松村さんが発見.12:30頃杜の宿に到着.杜の宿で昼食をとり,午後は祝賀会を行った.出口ヒコビア会会長の挨拶と日本植物学会特別賞受賞の報告の後,過去の観察会の写真のスライドショー,観察会に関するクイズを行った.関先生や豊原先生,垰田さん,吉野さん,松村さん,藤本さん(最高齢)に思い出話や観察会についての話をしていただいた.その後,関先生と豊原先生,336回参加の松村さんに永年の功績をたたえて表彰式が行われた.最後に記念撮影と色紙への記帳を行い,会場を15時頃解散した.

(H. Tsubota, H. Kubo, T. Hirahara & S. Mukai記)

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