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= ヒコビアミニレターNo. 503(2019年11月6日)=
 
= ヒコビアミニレターNo. 503(2019年11月6日)=
 2019年11月5日の第627回植物観察会は,廿日市市宮島の多々良-岩船岳-大川-室浜のコースで行われた.宮島フェリーターミナル待合室に9時集合.参加者19名.コース説明の後,多々良線の青海苔分れに向かう.10:15に青海苔分れの入口に全員が集まり,
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 2019年11月5日の第627回植物観察会は,廿日市市宮島の多々良-岩船岳-大川-室浜のコースで行われた.宮島フェリーターミナル待合室に9時集合.参加者19名.今回は広島森林管理署の槙原桂子さんにも一緒に歩いていただいた.コース説明の後,多々良線の青海苔分れに向かう.10時15分に青海苔分れの入口に全員が集まる.以前この近くにあった[[ホウライカズラ]]を探したが,生葉が見つからなかった.周辺には[[アラカシ]],[[ネジキ]],[[サカキ]],[[シキミ]],[[リョウブ]],[[ヒサカキ]],[[コシダ]],[[ウラジロ]],[[サルトリイバラ]],[[ミヤマガマズミ]],[[ウラジロガシ]],[[シリブカガシ]],[[アセビ]],[[ヤブツバキ]],[[ツルアリドウシ]],[[モウセンゴケ]]などが生育.登り始めたところ,以前よりも[[コシダ]]や[[ウラジロ]]が繁茂していなかったので歩きやすい.途中,[[アカマツ]],[[ヤマツツジ]],[[クロバイ]],[[ヤマザクラ]],[[スギ]],[[ウリハダカエデ]],[[クスノキ]],[[ミミズバイ]],[[タブノキ]],[[ヤブコウジ]],[[イヌガシ]],[[ソヨゴ]],[[モッコク]],[[シロダモ]],[[マルバベニシダ]],[[ヤマモモ]],[[カゴノキ]],[[ネズミモチ]],[[サンヨウアオイ]],[[サンカクヅル]],[[ウラジロマタタビ]],[[アカガシ]],[[オオツクバネガシ]]などを見る.11時前に尾根筋に出て,高安ヶ原方面に向かう.途中,[[コジイ]],[[カンザブロウノキ]],[[クロバイ]],[[ヒサカキ]],[[ヤブツバキ]],[[イヌガシ]],[[アラカシ]],[[コシダ]],[[ユズリハ]],[[ウラジロ]],[[ハゼノキ]],[[ソヨゴ]],[[ヒノキバヤドリギ]],[[ウバメガシ]],[[アオツヅラフジ]],[[ヤブムラサキ]],[[アカマツ]],[[ウリハダカエデ]],[[ガンピ]],[[ネジキ]],[[ヤマモモ]],[[シャシャンボ]],[[ミヤマガマズミ]]などを見る.11時50分頃,末晴賢の塚の分かれ道を通過.さらに尾根道を進む.途中,[[イヌマキ]],[[ネズ]],[[モッコク]],[[アカガシ]],[[ダイセンミツバツツジ]],[[クロキ]],[[ヤブニッケイ]],[[ヒサカキ]],[[サカキカズラ]],[[カナメモチ]]などを見る.道中,数か所で海軍省の標石を見る.道は以前よりも[[コシダ]]が茂っておらず,歩きやすかった.また,以前高安ヶ原-大川越間にあったコバンモチの生育が確認できなかった.13時15分頃大川越に到着し,小休憩の後岩船岳に向かって登り始める.道が急に険しくなる.途中,[[ツルグミ]],[[カクレミノ]],[[マンリョウ]],[[ヒノキ]],[[コウヤマキ]],[[タカノツメ]],[[コバノミツバツツジ]]などを見る.[[コウヤマキ]]を観察し,時間の関係で岩船岳(466.6 m)の一つ手前のピークで引き返す.15時30分頃大川越に戻り,大川浦に向かって下る.途中,[[シロバイ]],[[タマミズキ]],[[トキワガキ]],[[クマノミズキ]],[[リュウキュウマメガキ]],[[クスノキ]],[[カンコノキ]],[[テイカカズラ]],[[ミミズバイ]]などを見る.大川浦に近い場所が2018年の豪雨の影響で流路が一部変わっていた.[[コシダ]]が繁茂して歩きにくい場所もあったが,16時40分頃御床浦方面との分かれ道に出た.マダニを確認.日が落ち始めたので,休憩なしで室浜方面に向かう.途中,[[タイミンタチバナ]],[[トキワガキ]],[[アカマツ]],[[ヒサカキ]],[[コシダ]],[[ウラジロ]],[[ヤブツバキ]],[[シキミ]],[[ネズミモチ]],[[アセビ]],[[サカキ]],[[クロバイ]],[[サルトリイバラ]],[[ソヨゴ]],[[ネジキ]],[[カンザブロウノキ]],[[コバンモチ]]などを見る.暗くなって来たこともあり,内侍岩から下室浜の間で道を見失う.内田さんと池田さんに実験所側から来てもらい,18時頃浜に迂回して,18時20分に宮島自然植物実験所に無事到着した.
 
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<div style="text-align:right">(H. Tsubota, Y. Koyama, Y. Kamimoto & M. Nakahara-Tsubota 記)</div>
ホウライカズラ
 
アラカシ
 
ネジキ
 
サカキ
 
シキミ
 
リョウブ
 
ヒサカキ
 
コシダ
 
ウラジロ
 
サルトリイバラ
 
ミヤマガマズミ
 
ウラジロガシ
 
シリブカガシ
 
アセビ
 
ヤブツバキ
 
モウセンゴケ
 
アカマツ
 
ヤマツツジ
 
クロバイ
 
ヤマザクラ
 
スギ
 
ウリハダカエデ
 
ツルアリドウシ
 
クスノキ
 
ミミズバイ
 
タブノキ
 
ヤブコウジ
 
イヌガシ
 
ソヨゴ
 
モッコク
 
シロダモ
 
マルバベニシダ
 
ヤマモモ
 
カゴノキ
 
ネズミモチ
 
サンヨウアオイ
 
サンカクヅル
 
ウラジロマタタビ
 
アカガシ
 
オオツクバネガシ
 
 
 
11:00前に尾根筋に出る.高安ヶ原方面に向かう.
 
 
 
コジイ
 
カンザブロウノキ
 
クロバイ
 
ヒサカキ
 
ヤブツバキ
 
イヌガシ
 
アラカシ
 
コシd
 
ユズリハ
 
ウラジロ
 
ハゼノキ
 
ソヨゴ
 
ヒノキバヤドリギ
 
アオツヅラフジ
 
ヤブムラサキ
 
アカマツ
 
ウリハダカエデ
 
ガンピ
 
ネジキ
 
ヤマモモ
 
シャシャンボ
 
ミヤマガマズミ
 
 
 
11:50 末晴賢の塚の分かれ道
 
 
 
イヌマキ
 
ネズ
 
モッコク
 
アカガシ
 
ダイセンミツバツツジ
 
クロキ
 
ヤブニッケイ
 
ヒサカキ
 
サカキカズラ
 
カナメモチ
 
 
 
途中,数か所で海軍省の碑を見る.
 
 
 
13:15大川越
 
 
 
小休憩の後、岩船岳に向かって登り始める
 
 
 
ツルグミ
 
カクレミノ
 
マンリョウ
 
ヒノキ
 
コウヤマキ
 
タカノツメ
 
コバノミツバツツジ
 
岩船岳(466.6 m)の一つ手前のピークで引き返す.
 
 
 
15:30大川越に戻ってくる.
 
 
 
大川浦に向かって下る
 
シロバイ
 
タマミズキ
 
トキワガキ
 
クマノミズキ
 
リュウキュウマメガキ
 
クスノキ
 
カンコノキ
 
テイカカズラ
 
ミミズバイ
 
コシダが繁茂
 
2018年の豪雨の影響で流路が一部変わっていた.
 
 
 
16:40
 
御床浦方面への分かれ道を室浜方面に
 
マダニを確認.
 
 
 
タイミンタチバナ
 
トキワガキ
 
アカマツ
 
ヒサカキ
 
コシダ
 
ウラジロ
 
ヤブツバキ
 
シキミ
 
ネズミモチ
 
アセビ
 
サカキ
 
クロバイ
 
サルトリイバラ
 
ソヨゴ
 
ネジキ
 
 
 
カンザブロウノキ
 
コバンモチ
 
 
 
暗くなって来たこともあり,内侍岩から下室浜の間で道を見失う.
 
 
 
内田さんと池田さんに反対側から来てもらい,
 
 
 
18:00頃浜に迂回して
 
18:20宮島自然植物実験所に到着.
 
 
 
 
 
 
 
 
 
<div style="text-align:right">(H. Tsubota & M. Nakahara-Tsubota 記)</div>
 
  
 
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2019年12月2日 (月) 10:29時点における最新版

ヒコビアミニレターNo. 503(2019年11月6日)

 2019年11月5日の第627回植物観察会は,廿日市市宮島の多々良-岩船岳-大川-室浜のコースで行われた.宮島フェリーターミナル待合室に9時集合.参加者19名.今回は広島森林管理署の槙原桂子さんにも一緒に歩いていただいた.コース説明の後,多々良線の青海苔分れに向かう.10時15分に青海苔分れの入口に全員が集まる.以前この近くにあったホウライカズラを探したが,生葉が見つからなかった.周辺にはアラカシネジキサカキシキミリョウブヒサカキコシダウラジロサルトリイバラミヤマガマズミウラジロガシシリブカガシアセビヤブツバキツルアリドウシモウセンゴケなどが生育.登り始めたところ,以前よりもコシダウラジロが繁茂していなかったので歩きやすい.途中,アカマツヤマツツジクロバイヤマザクラスギウリハダカエデクスノキミミズバイタブノキヤブコウジイヌガシソヨゴモッコクシロダモマルバベニシダヤマモモカゴノキネズミモチサンヨウアオイサンカクヅルウラジロマタタビアカガシオオツクバネガシなどを見る.11時前に尾根筋に出て,高安ヶ原方面に向かう.途中,コジイカンザブロウノキクロバイヒサカキヤブツバキイヌガシアラカシコシダユズリハウラジロハゼノキソヨゴヒノキバヤドリギウバメガシアオツヅラフジヤブムラサキアカマツウリハダカエデガンピネジキヤマモモシャシャンボミヤマガマズミなどを見る.11時50分頃,末晴賢の塚の分かれ道を通過.さらに尾根道を進む.途中,イヌマキネズモッコクアカガシダイセンミツバツツジクロキヤブニッケイヒサカキサカキカズラカナメモチなどを見る.道中,数か所で海軍省の標石を見る.道は以前よりもコシダが茂っておらず,歩きやすかった.また,以前高安ヶ原-大川越間にあったコバンモチの生育が確認できなかった.13時15分頃大川越に到着し,小休憩の後岩船岳に向かって登り始める.道が急に険しくなる.途中,ツルグミカクレミノマンリョウヒノキコウヤマキタカノツメコバノミツバツツジなどを見る.コウヤマキを観察し,時間の関係で岩船岳(466.6 m)の一つ手前のピークで引き返す.15時30分頃大川越に戻り,大川浦に向かって下る.途中,シロバイタマミズキトキワガキクマノミズキリュウキュウマメガキクスノキカンコノキテイカカズラミミズバイなどを見る.大川浦に近い場所が2018年の豪雨の影響で流路が一部変わっていた.コシダが繁茂して歩きにくい場所もあったが,16時40分頃御床浦方面との分かれ道に出た.マダニを確認.日が落ち始めたので,休憩なしで室浜方面に向かう.途中,タイミンタチバナトキワガキアカマツヒサカキコシダウラジロヤブツバキシキミネズミモチアセビサカキクロバイサルトリイバラソヨゴネジキカンザブロウノキコバンモチなどを見る.暗くなって来たこともあり,内侍岩から下室浜の間で道を見失う.内田さんと池田さんに実験所側から来てもらい,18時頃浜に迂回して,18時20分に宮島自然植物実験所に無事到着した.

(H. Tsubota, Y. Koyama, Y. Kamimoto & M. Nakahara-Tsubota 記)

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